株式会社ダイセル 様

創業100年を越える化学メーカーとして新しくヘルスケア事業を新設された株式会社ダイセル様。過去からヘルスケア分野において、続けられてきた研究とセルロースを起点とし得た治験をもとに結びつけたメディカルヘルスケアをWELLMETHODブランドとして、ブランディングを始められました。

今回はBtoCマーケティングとしてブランドの認知化拡大のために、弊社のマーケティング支援を受けられました。

ブランド立ち上げもマーケティングも当初は課題山積だった

ーーWELLMETHODブランドサイトはどのような想いを持たれて立ち上げたメディアになりますでしょうか?

栗本さん:ダイセル社は、ヘルスケア事業で、BtoCの領域で取り扱っていた商品、具体的にはセラミドとエクオールに関しては原料の開発を続けてきました。会社は大阪にありますし、化学に詳しい方はダイセルのことをご存知かもしれませんが、化学に関わっていない40代女性は、会社名すら認知されていないかもしれません。この状況下で、ダイセル社としては、ブランドを立ち上げ、ターゲット層である40代と接点が持てれば、より親しみを持ちやすく歩み寄ってもらえるのではないかと考え、ブランドの立ち上げの話が始まりました。

ーー立ち上げ当時は、どのような課題をお持ちでしたでしょうか?

栗本さん:ブランド立ち上げも、BtoCマーケティングに関しても、社内に理解が深い人が少なかったので、新しいことを始めること自体が難しかったです。一緒になって考えてくれる人っていうのは、あまりいなかったんですね。社内でも自分の会社の事じゃなく違う会社の誰かがやっているというような感覚で、自分の会社のことだよということがなかなか認知されなかった。そんな状態だったのが、このブランドができたことによって、従業員の身近になるきっかけにはなったと思います。ブランドとして、掲げたことで今では社内の認知が少しずつ進んできたような印象があります。

ーーマーケティング支援を受けて、始めたことを教えてください。

栗本さん:目的は、ブランドを立ち上げることで、消費者の方が、気軽に立ち寄れるプラットフォームを作り上げることでした。まずはサイトを作ったり、オウンドメディア構築の相談から始めました。私達も理解している人が少なく、手探りでやっているなかで、プロジェクトの方向性を具体的に示してくださったことが一番大きかったです。

ーー競合他社がある中で、決め手は何だったのでしょうか?

栗本さん:もともと、オウンドメディアは別の会社さんが運営しているものを1つ持っていました。ただそれが上手く回っていない状態でした。オウンドメディアの理想はイメージできても、きちんと数字の目標を達成できるか、成功していないところを改善できるのか、かけた費用でどのくらいの効果が得られるかなどを、詳しく提示していただけたことが決め手でした。また、とても競合が多く、難しい分野であるヘルスケア業界において、他社の真似事でない新しい方向性を一緒に考えてくださいました。

思い描いたオウンドメディアがスピーディーに形になった


ーーマーケティング支援を受けて、どのような効果がありましたか?

栗本さん:一番大きかったのは、1つのプラットフォームとして、ブランドサイトがとてもスピーディーに形になりました。具体的には開始して1年後には50万PVにもなるブランドサイトになりました。アクセスには時期によって上下がありますが、立ち上げ後にアクセスが増え、実際に売上に繋げやすい状況になるまではもう少し時間がかかると考えていたので、早くその状態が作れたというのは良かったです。オウンドメディアの構築だけでなく、継続的なSNSの配信や、キャンペーン企画の提案、ECサイトへのアドバイスや売り上げの管理など、総合的に私達の進化に合わせたサポート内容を提案してくださるところがすごく良いなと思います。

ーー最後に、FunTreのサービスが役に立ちそうな企業様へのメッセージをお願いします

栗本さん:FunTreさんは実績として、いくつもメニューを持っていらっしゃると思うのですが、決して型にはめるのではなく、その企業の課題に合わせてアレンジして提案してくださいました。どんな課題があるのかというところも合わせて相談されると良い方向に導いてくださると思います。

■栗本 雅子(くりもと まさこ)
株式会社ダイセル在職
WELLMETHOD編集長
https://wellmethod.jp/