株式会社フク様
栃木県鹿沼市で「食べると笑顔、福来る。」を合言葉に、シウマイブランド「笑福シウマイ」の製造・販売を手がける株式会社フク様。同ブランドはテレビや新聞などのメディアで数多く取り上げられる人気ブランドですが、その一方で、自社から発信し、お客様と直接つながり続けるための仕組みづくりに課題を感じていらっしゃいました。
FunTreでは、ECサイトの改善、LINE公式アカウントの構築・運用支援、メルマガによるファンマーケティングなどを通じて、同社の情報発信基盤づくりを伴走支援してきました。
今回は、代表取締役の福田勇紀様に、取り組みの背景と変化、そして今後のビジョンについてお話を伺いました。
テレビ頼みの「受け身の集客」から、自ら発信しファンとつながるブランドへ

―まず、福田様が事業にかける思いや、ミッションについて教えてください。
私たちのミッションは「永遠をクリエイト」という言葉です。「永遠」は絶えず途切れないこと、「クリエイト」は新しく創造すること。
商売というと、利益を追求するのが一般的だと思います。もちろん私たちも、事業を通して利益を出すことは大切にしています。ただそれ以上に、何か人に貢献できるもの、役に立てるものを常に考えていて、しかもそれが一定のところで途切れるのではなく、永続的に続いていくものであること。過去の事業の選択も、そういう基準でしてきました。
―FunTreにご相談いただく前は、どのような課題を感じていましたか。
一番の課題は、自分たちから発信するものがなかったことです。
これまではテレビや新聞から取材を受けて、それが記事や番組になって、という集客に依存していました。ありがたいことにそれでうまくいっていたので、ずっと「受け身の集客」を続けてきたんです。
ただ、この先を考えると、自分のところから発信していくオウンドメディアのようなものを持たないと、やはり難しい。そう感じたことが、FunTreさんにお願いしたきっかけでした。
決め手は、知識や技術だけではない「人間性」。信頼できる仲間として選んだ
―数ある支援会社の中から、FunTreをパートナーに選んでいただいた決め手を教えてください。
きっかけは、交流会でFunTreの代表にお会いして、直接お話ししたことです。同じ栃木の出身というご縁もあって、親近感がありました。
それに加えて、マーケティング塾に参加していたときの代表のお話が面白かったんですよ。人を引き込む力があって、笑いもある。頭のいい人の中には、難しい話を難しいままこねくり回して喋る人が結構いるじゃないですか。でも、本当に頭のいい人はそうじゃないと思っていて。話してみて、頭の良さとコミュニケーション力の両方を持っている方なんだなと感じました。
私がパートナーに求めるのは、知識や技術だけではありません。人柄で信頼できるかどうか。気持ちよく仕事ができる人と一緒にやっていきたい。その基準で見たときに、FunTreさんは価値観を共有できる、信頼できる仲間だと感じました。
印象に残っているのは「売り込まない」メルマガ。ファンの「知りたいこと」に応えるメディアに育った
―ECサイトの改善、LINE公式アカウントの構築、メルマガでのご支援など、さまざまな施策をご一緒しました。特に印象に残っている取り組みはありますか。
やはりメルマガですね。担当の方と「ちょっとセールス色が強いんじゃないの」といったやりとりをよくしながら、一緒に作ってきました。売り込みばかりにならないように、読んで楽しいものにする。そこは常に意識していたところです。
―メルマガを読まれたお客様からは、どのようなお声がありましたか。
「そんなことあったんだ」「知らなかった」と、お客様がハッとするようなトリビア的な内容が喜ばれましたね。
当社は今まで、そういうことを自社から発信してこなかったんです。でも、ファンの方って商品の裏側やこだわりを知りたいじゃないですか。美味しい温め方のような豆知識も含めて、そういう情報が読んでいる人にきちんと伝わったのが良かったんだと思います。
こうした「売り込まない配信」の積み重ねにより、笑福シウマイのメルマガは一般的なB2Cメルマガの平均を大きく上回る開封率30〜40%を継続的に維持し、ファンに愛されるメディアへと成長しています。
―全体を通して、効果面やポジティブな変化があれば教えてください。
LINEを私自身がきちんと運用できるようになり、今も自社で継続できていることです。支援していただいて終わりではなく、自分たちで回せるようになった。これは大きな変化でした。
―コンサルティングを通じて、経営の考え方に変化はありましたか。
似たような業種やお店、業界の事例をたくさん教えてもらえたのが大きかったです。うまくやるためには、良いところを学んで真似るのが基本ですから。自分の知らない会社の事例から得られる情報は本当に多くて、実際にうちに取り入れているものもあります。
たとえば今、サブスクリプションの仕組みを仕込んでいる段階です。それから、お客様は今「モノ」より「コト」、体験に重きを置いていますよね。だから接客のやり方も変えました。買うこと自体を楽しんでもらえるように、冗談を言ったりふざけたりしながら、お買い物を体験として提供する。教えていただいた事例が、そういう形で自社の実践につながっています。
外注先ではなく、同じ山を登る「ワンチーム」。「1×1×1」でを100にするのは人間性

―以前、「外部の業者ではなく、同じチームの仲間として付き合いたい」というお言葉をいただきました。FunTreのどのようなスタンスに、そう感じていただけたのでしょうか。
丸山さん、山本さん、森田さん、特にこの3人とは深く関わってきましたが、やはり人としての魅力があるんですよ。
どんなにいい仕事、すごい結果を残そうとしても、チームが一丸となって、メンバーのコミュニケーションが取れていないと絶対に無理なんです。1人ができることって、大したことがない。1足す1が3になるのではなく、1掛ける1掛ける1が100になる。それを決めるのは能力の差ではなくて、人間性なんですよね。
過去を見ても、偉大なことを1人だけで成し遂げた人はいません。カーネギーだって、優秀な仲間を集めたから鉄鋼王になれたわけですから。
―プロジェクトの雰囲気づくりも、福田様ご自身がとても大切にされている印象があります。
人が能力を発揮できるのは、みんながリラックスして、笑顔で、笑いがあるときだと思っているんです。
それともうひとつ、実は僕たちは「自分たちファースト」なんですよ。もちろんお客様は大事です。ただ、自分たちに幸せのロウソクが灯っていなければ、人に幸せを灯すことはできない。自分たちを大事にしているから、お客様のことも大事にできる。従業員にも最初にそう伝えています。これが正しいかどうかではなく、僕の哲学です。
福田様のこうした姿勢もあり、プロジェクトの会議は常に笑いの絶えないアットホームな雰囲気で進んでいます。FunTreのメンバーにとっても、ワンチームで楽しみながら進められる貴重なプロジェクトとなっています。
目先の利益より、ブランドの魂。「永遠」に向けて土台を築き続ける
目先の拡大を追うのではなく、ブランドの魂と地域への貢献を最優先する。それが福田様の一貫した姿勢です。その哲学のもと、サブスクリプションや新たな体験づくりなど、次の挑戦の仕込みは着実に進んでいます。
―最後に、FunTreのサービスが役に立ちそうな企業様へのメッセージをお願いします。
世の中には、Webマーケティングの支援会社がたくさんあります。その中で、マーケティングをきちんと理解して、しっかりした体制を作って、いい人たちが対応してくれるのはFunTreさんだと思います。迷ったらFunTre、という感じじゃないですか。
■株式会社フク
代表取締役 福田勇紀様
笑福シウマイ 公式HP
https://efushiumai.com/
笑福シウマイ オンラインショップ
https://efushiumai.official.ec/