【鳥取県-中川酒造様】地域の中小企業視察をしました

中川酒造様は鳥取県の東部に位置する酒造メーカーです。鳥取県で古くから愛される酒専用の米「強力米」を次の世代につなぐという信念と目的で事業展開されています。 一度は生産が難しく途絶えてしまった「強力米」を今後、新しくブランディングすることになり、現状を把握することを目的として、現地視察をさせていただきました。

復活した『強力米』本物を伝えるために動いた人々の想い

「最盛期には6千余町部にも達し、名実共に鳥取を代表する特産米となった。ただ強力米は、丈が長く(140cm)大粒で「強力を育てるのは暴れ馬を乗りこなすようなもの」といわれるほど、その育成に泣かされた生産者も少なくなかった。戦争の影が落ち始めると、更なる食糧増産を求める生産者は少しずつ強力米を別の品種へ変更していき、終戦の昭和20年(1945)には県の奨励品種からも外されてしまう。そして、昭和29年(1954)頃を最後にその姿を消してしまった…。」 出典:https://gohriki.com/gohriki_p1.html 強力米を復活させた背景には、強力米を愛する蔵元の人々の苦労や努力がありました。 今回の視察では、昔から根強い人気を誇る強力米を「強力」として、ブランドを新しく立ち上げたものの認知度向上の施策やどのような集客をすればよいかなど課題を多く共有していただきました。 中川酒造 (写真)現地視察の様子(中川酒造の酒蔵にて) 強力米 純米大吟醸 いなば鶴「強力(ごうりき)」 720ml 3,751円 1,800ml 7,502円 中川酒造の主力商品である、元祖純米大吟醸「強力」です。 炭素濾過を行わず、幻の酒造好適米「強力」を40%まで精米した贅沢な一品。 「男性的な力強さが感じられる」と人気の地酒です。 香り高く、強力という名にふさわしい力強さを感じます。「これが鳥取の地酒だ」と自信を持っておすすめできる中川酒造の原点となる地酒です。 鳥取県の海産物である、カニや、イカ刺しなど、あっさりした食材との相性も良く、酒と食材、双方の魅力を引き立たせてくれます。